伝統的木造建築の構造特性,特に耐震性を対象に研究を行っています.
主要な研究目的は,
(1) 現存する歴史的建造物の文化的な価値を継承しながら,その安全性を確保するために必要な工学的資料を蓄積すること,
(2) 幾多の自然災害に耐えた,わが国の歴史的建造物の構造特性を研究し,これに学び,今後の建築構造に何が反映できるかを考察すること,
の2点です.
ここ数年は,研究テーマを時間的(狭義の歴史的建築物だけでなく既存建築物),地理的(日本だけでなくアジア太平洋地域まで)に拡張する方向で研究を進めています.
藤田研究室HP |