東松島市　建物ストック　contents

■年代・構造別　住宅ストック数，割合
■腐朽・破損のある住宅　建築年代内訳
■空家件数　建て方と構造種別

■　年代・構造別　住宅ストック数，割合

stock_fig1

図　年代・構造別住宅ストック数

1970年代にピークを迎えている．ただし，1990年代以降は5年後の項目になっている．合計すると，1990年代は1970年代の戸数を大幅に超えている．
また，2005年に矢本町と鳴瀬町の市町村合併が行われている．

stock_fig2

図　同割合

構造種別の内訳を見ると，木造，防火木造の比率が高い．1970年代以降は防火木造が木造のストック数を上回る．

stock_fig3

図　腐朽・破損のある住宅の建築年代内訳

最も腐朽・破損住宅数が多いのは，1970年代の住宅群である．これは，1978年に発生した宮城県沖地震の被害によって腐朽・破損住宅数が増加したと考えられる．
ストック数あたりの比率を見ると以下のようになる．

stock_fig4

図　年代別破損率

すなわち，1970年代を除いてほぼ順当に古いものほど腐朽・破損率が高いと考えられる．

なお，持家の場合，全ストック数における破損・普及率は約13%程度であった．

一戸建ての空家はその他の住宅（定義は以下）が，共同住宅では賃貸用の住宅が多くを占めていることが分かる

・二次的住宅は別荘など，その他の住宅は，世帯が長期にわたって不在，または取り壊し予定の住宅などを指す．

表　空家件数　建て方・構造種別

出典：建築統計年報平成21年, 住宅・土地統計平成20年（総務省統計局），市区町村統計平成20年（総務省統計局）