82年度 研究室年報

 T 構法計画・BE論

構法計画
建築物の構成やしくみを、総合的視点から説明し、伝統的な構法や先進的な工業化構法にも触れている。標準的な教育内容を網羅した教科書。
内田 祥哉、大野 隆司、吉田 倬郎、深尾 精一、瀬川 康秀
市ヶ谷出版社、1981-11

構法計画パンフレットU システム天井
最近オフィスビルを中心として普及し始めたシステム天井を取り上げ、その設計から生産・施工・保守管理に至るまで、幅広く解説した書。
内田 祥哉、坂本 功、小倉 善明、深尾 精一、寺井 達夫、松村 秀一 他
構法計画パンフレットU、日本建築学会、1981-11

木造在来構法の現在
木造在来構法懇談会の発足と、その経過を通じ、木造在来構法にまつわる問題点、最近の研究とその関心の方向をまとめた。
内田 祥哉
建築雑誌、日本建築学会、1981-11

木造住宅供給組織論
工務店についてその生産供給組織としての類型化を行い、それらの検証とそれぞれの類型の性格を論じている。
松留 慎一郎
建築雑誌、日本建築学会、1981-7

住宅用外装構法の開発のための基礎的研究
ハケをレインバリアとして用いたPCカーテンウォールの2年間にわたる開発研究の経緯、成果及び今後の課題について報告したもの。
内田 祥哉、坂本 功、大野 隆司、深尾 精一、小松 幸夫、野城 智也
昭和56年度科研費成果報告書、1982-3

雨仕舞構法論−ハケを用いたオープンジョイントの開発研究
ハケをレインバリアとして用いたPCカーテンウォールの開発研究の経緯、分析結果を通じ、今日の防水構法の在り方を示唆している。
野城 智也
修士論文、1982-2

ブラシを用いたオープンジョイントの水密試験
PCカーテンウォールに等圧理論による目地を開発しようとするもので、本報告は、ブラシを用いたOJ開発の可能性を探る基礎実験の報告。
内田 祥哉、坂本 功、大野 隆司、深尾 精一、市川 幸逸、大橋 好光
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

日常生活の中での人体による衝撃力と板ガラス強度との関係 その2
人体による衝撃力の推定と、現実に発生した傷害事例への適応を行い、実際の衝撃破壊現象と整合しているかどうか検討している。
内田 祥哉、直井 英雄、三浦 武広、松尾 幸晴
日本建築学会論文報告集、1981-4

日常災害の発生頻度把握のための研究 その3
住宅における板ガラスによる傷害の発生頻度が、住宅のタイプ、居住者の年齢、板ガラスの使用位置によりどのように異なるのか求めている。
内田 祥哉、直井 英雄、三浦 武広、前田 拓一、松尾 幸晴
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

緒についた試行建設 都市不燃化との整合性は…
木造3階建てのタウンハウス建設について、耐久性・都市防災上の木造3階建てとしての問題点を指摘しながら、検証の必要性を述べている。
内田 祥哉、大野 隆司、吉田 倬郎、深尾 精一、瀬川 康秀
日経アーキテクチャー、1981-5

鼎談 木造逓信建築
電々建築が木造であった頃の事を、少なくなった資料を中心に、思い出として語ったもの。
内田 祥哉、野村 準一、国方 秀男、小原 誠、喜多 幸次郎
電々建築、1981-10

U ビルディングシステム

住宅生産の’70年代−T、U
我が国の住宅生産にとって最も激しい変動期であった1970年代を見直し、総括するとともに、今後の住宅生産の方向・可能性を検討している。
内田 祥哉、安藤 正雄、深尾 精一、吉田 倬郎、寺井 達夫、松村 秀一 他
建築文化 彰国社、1981-4,6

工業化住宅再考−「工業化」「住宅」から「工業化住宅」へのアプローチ
工業化住宅の20余年にわたる変容の過程を分析するとともに、現状の調査を通じてその生産供給の問題点を指摘し、今後の可能性の見極めを試みている。
松村 秀一
修士論文、1982-2

昭和56年度委員会研究成果概要構法計画小委員会工業化住宅部会
戸建工業化住宅(所謂プレハブ住宅)の20余年にわたる歴史の見直しを中心に作業を進めてきた工業化住宅部会の活動の概要を報告している。
松村 秀一
建築雑誌 建築年報(大会・論文編)、1982-3

V 構成材・部品化

木造住宅1 これからの木造住宅
センター内の部品化委員会が昭和53年から55年までにわたって行った研究の成果を基礎にして、これからの木造住宅の在り方を示している。
松留 慎一郎
建設省住宅局住宅生産課監修 日本住宅木材技術センター編 丸善、1982-1

構法計画パンフレットU システム天井
最近オフィスビルを中心として普及し始めたシステム天井を取り上げ、その設計から生産・施工・保守管理に至るまで、幅広く解説した書。
内田 祥哉、坂本 功、小倉 善明、深尾 精一、寺井 達夫、松村 秀一 他
構法計画パンフレットU、日本建築学会、1981-11

住宅生産の’70年代−T、U
我が国の住宅生産にとって最も激しい変動期であった1970年代を見直し、総括するとともに、今後の住宅生産の方向・可能性を検討している。
内田 祥哉、安藤 正雄、深尾 精一、吉田 倬郎、寺井 達夫、松村 秀一 他
建築文化 彰国社、1981-4,6

工業化住宅再考−「工業化」「住宅」から「工業化住宅」へのアプローチ
工業化住宅の20余年にわたる変容の過程を分析するとともに、現状の調査を通じてその生産供給の問題点を指摘し、今後の可能性の見極めを試みている。
松村 秀一
修士論文、1982-2

W 生産論

在来構法木造住宅の現状に関する調査研究 その3、その4
地域ビルダーの構造材・層構成に関する調査結果報告。
松留 慎一郎、石川 仁、安藤 正雄
日本建築学会関東支部研究報告集、1981-7

在来構法木造住宅の現状に関する調査研究 その4〜その7
供給タイプによる部品化ニーズの差異・粗利益率と工事費精算方式・工務店における業務兼任のパターン・部品化率および材工コスト比。
松留 慎一郎、野城 智也、石川 仁、安藤 正雄、大野 勝彦、他3名
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

躯体工事の生産分析に関する研究 その1
生産システムを構成する要素およびサブシステムが他に及ぼす影響を評価する方法を提案したもの。
安藤 正雄、田中 公行、崔 民権
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

躯体工事の生産分析に関する研究 その2
部品工法を労務量によって比較評価するための条件を示し、高層集合住宅の躯体工事における調査結果を検討した。 
安藤 正雄、田中 公行、崔 民権、室 英治、三島 富生
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

茅葺屋根−その維持の考え方−
茅葺屋根の維持の仕組みをその社会的側面(労力・材料収集の仕組み)と物理的側面(構法・葺き替え方法)の両面から論じたもの。
安藤 邦広
住宅建築別冊「屋根」、1981-11

住居の生産と適応の技術20〜25
五か所の屋根葺き替え、葺き込み、笄棟雪囲いの格子、コーガ石、ばったり床几。
安藤 邦広、乾 尚彦、山下 浩一
住宅建築、1981-4〜9

木造在来構法の現在
木造在来構法懇談会の発足と、その経過を通じ、木造在来構法にまつわる問題点、最近の研究とその関心の方向をまとめた。
内田 祥哉
建築雑誌、日本建築学会、1981-11

木造住宅供給組織論
工務店についてその生産供給組織としての類型化を行い、それらの検証とそれぞれの類型の性格を論じている。
松留 慎一郎
建築雑誌、日本建築学会、1981-7

住宅生産の’70年代−T、U
我が国の住宅生産にとって最も激しい変動期であった1970年代を見直し、総括するとともに、今後の住宅生産の方向・可能性を検討している。
内田 祥哉、安藤 正雄、深尾 精一、吉田 倬郎、寺井 達夫、松村 秀一 他
建築文化 彰国社、1981-4,6

工業化住宅再考−「工業化」「住宅」から「工業化住宅」へのアプローチ
工業化住宅の20余年にわたる変容の過程を分析するとともに、現状の調査を通じてその生産供給の問題点を指摘し、今後の可能性の見極めを試みている。
松村 秀一
修士論文、1982-2

木造住宅1 これからの木造住宅
センター内の部品化委員会が昭和53年から55年までにわたって行った研究の成果を基礎にして、これからの木造住宅の在り方を示している。
松留 慎一郎
建設省住宅局住宅生産課監修 日本住宅木材技術センター編 丸善、1982-1

X 性能論・性能評価

住宅用外装構法の開発のための基礎的研究
ハケをレインバリアとして用いたPCカーテンウォールの2年間にわたる開発研究の経緯、成果及び今後の課題について報告したもの。
内田 祥哉、坂本 功、大野 隆司、深尾 精一、小松 幸夫、野城 智也
昭和56年度科研費成果報告書、1982-3

雨仕舞構法論−ハケを用いたオープンジョイントの開発研究
ハケをレインバリアとして用いたPCカーテンウォールの開発研究の経緯、分析結果を通じ、今日の防水構法の在り方を示唆している。
野城 智也
修士論文、1982-2

ブラシを用いたオープンジョイントの水密試験
PCカーテンウォールに等圧理論による目地を開発しようとするもので、本報告は、ブラシを用いたOJ開発の可能性を探る基礎実験の報告。
内田 祥哉、坂本 功、大野 隆司、深尾 精一、市川 幸逸、大橋 好光
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

Y 安全性

日常生活の中での人体による衝撃力と板ガラス強度との関係 その2
人体による衝撃力の推定と、現実に発生した傷害事例への適応を行い、実際の衝撃破壊現象と整合しているかどうか検討している。
内田 祥哉、直井 英雄、三浦 武広、松尾 幸晴
日本建築学会論文報告集、1981-4

日常災害の発生頻度把握のための研究 その3
住宅における板ガラスによる傷害の発生頻度が、住宅のタイプ、居住者の年齢、板ガラスの使用位置によりどのように異なるのか求めている。
内田 祥哉、直井 英雄、三浦 武広、前田 拓一、松尾 幸晴
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

緒についた試行建設 都市不燃化との整合性は…
木造3階建てのタウンハウス建設について、耐久性・都市防災上の木造3階建てとしての問題点を指摘しながら、検証の必要性を述べている。
内田 祥哉、大野 隆司、吉田 倬郎、深尾 精一、瀬川 康秀
日経アーキテクチャー、1981-5

Z 耐用性

建物の除却利用の整理についての試案
これまでまちまちの基準で行われていた建物の除却理由を、建物の設計的立場から基本要因に分解しなおしたうえで体系化を試みたものである。
小松 幸夫、加藤 裕久、海野 英晴、吉田 倬郎、南 一誠
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

茅葺屋根−その維持の考え方−
茅葺屋根の維持の仕組みをその社会的側面(労力・材料収集の仕組み)と物理的側面(構法・葺き替え方法)の両面から論じたもの。
安藤 邦広
住宅建築別冊「屋根」、1981-11

[ 住宅構法の地域特性

住宅構法の地域特性−重要文化財民家修理工事報告書による解析・1〜3
伝統的住宅構法の地域特性に関して修理工事報告書をもとに解析を行った結果で、各種寸法と各部位別の構法について解析を行っている。
安藤 邦広、乾 尚彦、山下 浩一、井上 勝徳
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

沖縄民家の貫工法
リトルワールドに移築された沖縄石垣島の住宅での実測調査をもとに沖縄貫木屋の貫工法の特性を考察したものである。
乾 尚彦、井上 勝徳
リトルワールドに対する報告書、1982-2

フィリピン・ボントク族とイフガオ族の住居における架構原理
ボントク族とイフガオ族の伝統的土着的住居の調査に基づき、住居の実態を明らかにし、そのうえで高床架構法を比較しその原理を考察している。
山下 浩一
修士論文、1982-2

北ルソン・イフガオ族の伝統的住居
フィリピンの山岳地帯にすむイフガオ族の住居、集落、住居の移転についての調査報告。
松留 慎一郎
木材工業、1982-2

ハンガリー民族建築への案内 その4〜7
ハンガリーの伝統的住居の材料、屋根・天井の構法、ファサードと、農耕や宗教のための建築を図版を交え解説している。
ハルフイ・ジョージ、野城 智也、山下 浩一
住宅建築、1981-4,5,7,8

忘れられた家
日本の古代住居が、現在考えられている以上に多彩で複雑な構法を持っていた可能性を検討した。
乾 尚彦
木材工業、1982-1

茅葺屋根−その維持の考え方−
茅葺屋根の維持の仕組みをその社会的側面(労力・材料収集の仕組み)と物理的側面(構法・葺き替え方法)の両面から論じたもの。
安藤 邦広
住宅建築別冊「屋根」、1981-11

住居の生産と適応の技術20〜25
五か所の屋根葺き替え、葺き込み、笄棟雪囲いの格子、コーガ石、ばったり床几。
安藤 邦広、乾 尚彦、山下 浩一
住宅建築、1981-4〜9

\ 木構造

在来構法の研究(1)−木造などの継手仕口について−
木造継手仕口について、基本形概念の提案と検証を中心に、研究史調査、使用実態調査、大工書調査の結果を報告している。
内田 祥哉、松留 慎一郎、源愛 日児、河合 直人 他
住宅建築研究所報 No.8 pp-35,47、1982-2

木造継手仕口の歴史的変遷
国宝重文修理工事報告書にそって、古代遺構の継手仕口の変遷を基本形とその合成という概念を使って示したもの。
河合 直人、源愛 日児
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

木造住宅の耐力壁配置について
木造住宅の耐震・耐風計画を考える上で重要な役割を持つ耐力壁の配置のパターンについて、その利恵ージョンを考察したもの。
坂本 功、大橋 好光
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

木構造(建築耐震設計における保有耐力と変形性能)
在来木造住宅について、新耐震設計法における壁倍率、壁量の算出根拠を解説し、かつ、保有水平耐力の推定を行ったもの。
木造耐震小委員会(主査石山祐二 専門委員坂本功ほか5名)
日本建築学会、1981-6

あなたにも耐震度が計算できる耐震診断表と倒壊を防ぐ補強法
在来木造住宅の耐震診断と補強法について、日本建築防災協会のリーフレットに即して簡単に紹介したもの。
坂本 功
ハウス&ホーム、1981-6

鼎談 木造逓信建築
電々建築が木造であった頃の事を、少なくなった資料を中心に、思い出として語ったもの。
内田 祥哉、野村 準一、国方 秀男、小原 誠、喜多 幸次郎
電々建築、1981-10

] 構造(耐震・耐風)

建築設備耐震設計・施工指針1982版
建築設備の耐震設計・施工について、基本事項、各部の設計、配管などの耐震措置、設計例について述べたマニュアル。
建築設備耐震技術委員会(主査谷資信 委員坂本功ほか)
日本建築センター、1982-2

設備耐震設計の知識(1)〜(9)
建築設備の耐震設計・施工について、基本事項、各部の設計、配管などの耐震措置、設計例について述べたマニュアル。耐震設計法について、基礎的な知識から実用的な応用までについて解説したもの。
木内 俊明、坂本 功、荻原 弘道
空気調和・衛生工学、1981-9〜1982-5

日本における建物の耐震設計の歩み
濃尾・関東地震以来の、日本の耐震設計の歩みを、震害や法規・基準・文献などに即して述べ、新耐震設計法の成立の後付けをしたもの。
坂本 功
CREATE No.47、1981-11

外壁を中心とする非構造部材の耐震性
PCカーテンウォールや、ALC板などの外壁の耐震設計法についえ、簡単に解説し、かた、将来を展望したもの。
坂本 功
BEN、1981-7

4.1 振動論
新耐震設計法によって設計するために必要な振動論の基礎について解説したもの。
坂本 功(大崎順彦編著)
実務家のための建築物の耐震設計法、コロナ社、1981-7

黎明期の鉄筋コンクリート構造武蔵大学本館一部解体調査
大正11年に着工されて武蔵大学本館一部解体の際に行われた、大正期の鉄筋コンクリート施工技術ならびに構法全般に関する調査結果の報告。
寺井 達夫、山下 浩一、松村 秀一、稲山 正弘
施工、1981-9,11

構法計画パンフレットU システム天井
最近オフィスビルを中心として普及し始めたシステム天井を取り上げ、その設計から生産・施工・保守管理に至るまで、幅広く解説した書。
内田 祥哉、坂本 功、小倉 善明、深尾 精一、寺井 達夫、松村 秀一 他
構法計画パンフレットU、日本建築学会、1981-11

木構造(建築耐震設計における保有耐力と変形性能)
在来木造住宅について、新耐震設計法における壁倍率、壁量の算出根拠を解説し、かつ、保有水平耐力の推定を行ったもの。
木造耐震小委員会(主査石山祐二 専門委員坂本功ほか5名)
日本建築学会、1981-6

あなたにも耐震度が計算できる耐震診断表と倒壊を防ぐ補強法
在来木造住宅の耐震診断と補強法について、日本建築防災協会のリーフレットに即して簡単に紹介したもの。
坂本 功
ハウス&ホーム、1981-6

]T 非構造部材

非構造部材の被害評価方法 安全性確保へ確立急がれる
非構造部材の被害の実態について紹介し、その被害評価方法の確立が必要である事を説いたもの。
坂本 功
日経アーキテクチャー、1981-11

構法計画パンフレットU システム天井
最近オフィスビルを中心として普及し始めたシステム天井を取り上げ、その設計から生産・施工・保守管理に至るまで、幅広く解説した書。
内田 祥哉、坂本 功、小倉 善明、深尾 精一、寺井 達夫、松村 秀一 他
構法計画パンフレットU、日本建築学会、1981-11

建築設備耐震設計・施工指針1982版
建築設備の耐震設計・施工について、基本事項、各部の設計、配管などの耐震措置、設計例について述べたマニュアル。
建築設備耐震技術委員会(主査谷資信 委員坂本功ほか)
日本建築センター、1982-2

設備耐震設計の知識(1)〜(9)
建築設備の耐震設計・施工について、基本事項、各部の設計、配管などの耐震措置、設計例について述べたマニュアル。耐震設計法について、基礎的な知識から実用的な応用までについて解説したもの。
木内 俊明、坂本 功、荻原 弘道
空気調和・衛生工学、1981-9〜1982-5

外壁を中心とする非構造部材の耐震性
PCカーテンウォールや、ALC板などの外壁の耐震設計法についえ、簡単に解説し、かた、将来を展望したもの。
坂本 功
BEN、1981-7

]U ディテールの整理

構法計画パンフレットU システム天井
最近オフィスビルを中心として普及し始めたシステム天井を取り上げ、その設計から生産・施工・保守管理に至るまで、幅広く解説した書。
内田 祥哉、坂本 功、小倉 善明、深尾 精一、寺井 達夫、松村 秀一 他
構法計画パンフレットU、日本建築学会、1981-11

在来構法の研究(1)−木造などの継手仕口について−
木造継手仕口について、基本形概念の提案と検証を中心に、研究史調査、使用実態調査、大工書調査の結果を報告している。
内田 祥哉、松留 慎一郎、源愛 日児、河合 直人 他
住宅建築研究所報 No.8 pp-35,47、1982-2

木造継手仕口の歴史的変遷
国宝重文修理工事報告書にそって、古代遺構の継手仕口の変遷を基本形とその合成という概念を使って示したもの。
河合 直人、源愛 日児
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

]V 外国建築の紹介

ダルムシュタット州立劇場舞台技術部門の一日の作業実態
ダルムシュタット州立劇場を例にとって西ドイツの中規模劇場内の内部組織とその運用実態を簡単に報告したもの。
清水 裕之
日本建築学会大会学術講演梗概集、1981-9

現代フランス建築の特色
現代フランス建築を五月革命(1968)以降に絞り、合理派、ポストモダン派、正統王朝派の三つに分けて説明している。
進来 廉、進来 玄
季刊 カラム No.82、1981-10

ヨーロッパの建築とれんが
ヨーロッパにおけるれんがの伝統を特に各国の特質と、近代建築におけるその採り入れられ方に力点を置いて紹介している。
パルフィ・ジョージ
坐国代 VOL.8、1981-12

ヴェトナムを旅して
現在一種の鎖国状態であるヴェトナムを旅した筆者が、その国の通史を述べながら、南北に異なった建築の伝統が存在することを暗示している。
パルフィ・ジョージ、野城 智也
建築文化、1981-7

パガンの”れんが”
ビルマ旅行で訪れたパガンの仏塔の遺跡について、その町の通史をたどりながら、住時の姿を想像させつつ述べたもの。
パルフィ・ジョージ
れんが、1982冬第4号

サン・カンタンの集合住宅(リカルドボフィール)
設計者が「人民のためのヴェルサイユ」と称する、古典主義的イメージの強い現代建築の紹介記事。
パルフィ・ジョージ
a+u、1982-2

パリ救世軍宿泊施設(L・コルビジェ)
建築家の作品の意図と、使い手の機能の相克について、近代建築の「古典」の見聞、紹介を通じて論じている。
パルフィ・ジョージ
a+u、1982-2

北ルソン・イフガオ族の伝統的住居
フィリピンの山岳地帯にすむイフガオ族の住居、集落、住居の移転についての調査報告。
松留 慎一郎
木材工業、1982-2

]W その他

劇場/オペラハウス その空間と創造のために
オペラハウスの建築計画を中心に劇場の考え方を平易に解説したもの。
清水 裕之、伊東 正示、林 秀樹、パルフィ・ジョージ
建築文化、1982-1

機能分担による階層制御について
従来の階層制御と異なり、より現実性を持った機能分担による階層制御システムモデルの構成、解法のための制御アルゴリズムを導出した。
萩野剛二郎、伊藤 真澄、ポンチャイ・リムビプーワッド
電子通信学会昭和56年度総合全国大会、1981-4

経営組織の設計のためのシステム論的考察
現代組織の情報と意思決定の観点から経営組織の構造の解析設計を機能分担による階層制御アルゴリズムの導出とモデル構成により考察した。
ポンチャイ・リムビプーワッド
電気通信大学大学院修士論文、1980

タイ国における科学・技術の適用及び開発計画
政府発表の第5次国家経済開発五カ年計画(1982-86)における科学・技術の問題点、目標課題及び施策と運営指針の全文を紹介 。
ポンチャイ・リムビプーワッド 訳
日・タイ経済協力協会日・タイ協通信 No.8、1982-3

雪国の茶室
八窓庵の頑丈な鉄骨造雪よけ用覆屋から気づいた、建築の地域性への再認識。
内田 祥哉
住宅と木材、1981-9

武蔵大学キャンパス再開発計画について
都内のキャンパスを居ながらにして再開発した例で、保存と再開発の実態を説明したもの。
内田 祥哉
白雉、1981-12

 

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