80年度 研究室年報

1 構法計画(BE論・BEの基礎論)

建築学便覧,計画,2編建築計画,7構法計画
建築学便覧の一部として、構法計画の内容、構法計画の展開を簡潔にまとめたもの。
内田祥哉 他
建築学便覧、日本建築学会、1980-3

3 生産論・生産性

建築学便覧,計画,2編建築計画,7構法計画
建築学便覧の一部として、構法計画の内容、構法計画の展開を簡潔にまとめたもの。
内田祥哉 他
建築学便覧、日本建築学会、1980-3

木造住宅在来工法合理化促進開発等業務,住宅部品導入報告書
工務店に対するアンケートヒヤリング調査結果と、部品化木造住宅2棟の試作を行った
松留慎一郎・大野勝彦・安藤正雄・藤沢好一・栗山 他数名
(財)日本住宅・木材技術センター、1980-3

4 性能論・性能評価(総合性能・評価)

浴室ユニット使用者意識調査の報告 第1編〜第3編
浴室ユニットを使用した集合住宅の居住者に対して、使用上の満足度や不満事項をアンケート調査したもので、浴室ユニットの問題点を探った。
小松幸夫・安藤正雄・松留慎一郎・田沢良一
昭和54年度日本建築学会関東支部研究報告書 1979-7

住宅構造安全性能の評価方法の提案
建設省の住宅性能の総プロの当該部分の成果について紹介するとともに、建物の構造安全性について、私見を述べたもの。
坂本功
建築技術 1979-8

5 耐用性・耐久性

冬期における外周壁体内の温湿度調査
軽量鉄骨系プレファブ住宅の冬期における壁体内の温湿度変化を実測したもの
小松幸夫・加藤裕久
日本建築学会論文報告集 第281号 1979-7

外周壁体内の温湿度調査と劣化の実態について
軽量鉄骨系プレファブ住宅の壁体内の温湿度変化を実測した結果から、壁体内の材料の劣化に及ぼす影響を考察したもの。
小松幸夫・加藤裕久
日本建築学会論文報告集 第282号 1979-8

一都市における除去建物調査報告(その1)〜(その3)
ある一都市における、固定資産台帳の除却分を対象として、除却に至る年数と建物の構造・用途・面積等の関係を統計的に調べたもの。
秋葉昇・小松幸夫・海野英晴・加藤裕久
日本建築学会大会学術講演梗概集 1979-9

建物の耐用性の基礎研究
学会の耐用性関連文献の全数分析と文京区除去建物資料から耐用性の諸要因と年数との具体的関連を統計的に分析研究を行った。
秋葉昇
修士論文 1980-2

8 安全性

住宅の構造安全性能の評価
建設省の住宅性能の総プロの当該部分の成果について、報告書になるべく忠実に紹介したもの。
坂本功・中原満雄
住宅 、日本住宅協会、1979-6

9 木構造

木造住宅在来工法合理化促進開発等業務,住宅部品導入報告書
工務店に対するアンケートヒヤリング調査結果と、部品化木造住宅2棟の試作を行った
松留慎一郎・大野勝彦・安藤正雄・藤沢好一・栗山 他数名
(財)日本住宅・木材技術センター、1980-3

木製サッシ開発報告書
木製サッシに関する研究や文献を収集しカード化した。また、ペラ社とアンダーソン社の解体準備の紹介をしている。
松留慎一郎・大野勝彦・安藤正雄 他数名
(財)日本住宅・木材技術センター、1980-3

地震にそなえて −マイホームの耐震知識
「わが家の耐震診断と補強方法」「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」と合わせて3部作よりなる一般向け啓蒙用パンフレット。
日本建築防災協会・日本建築士会連合会(委員会;谷・坂本ほか)
日本建築防災協会・日本建築士会連合会、1979-9

「地震に強い家づくり」チェックポイント
住宅の構造種別、地震力、住宅の耐力と破壊の状態、地盤の重要性、耐震対策上の要点などについて、一般むけにやさしく解説したもの。
坂本功
住まい選びのチェックポイント、日本プレハブ新聞社/技術書院、1979-10

10 構造(耐震・耐風・耐雪)

住宅構造安全性能の評価方法の提案
建設省の住宅性能の総プロの当該部分の成果について紹介するとともに、建物の構造安全性について、私見を述べたもの。
坂本功
建築技術 1979-8

住宅の構造安全性能の評価
建設省の住宅性能の総プロの当該部分の成果について、報告書になるべく忠実に紹介したもの。
坂本功・中原満雄
住宅、日本住宅協会、1979-6

新しい耐震設計(第8章〜第10章)
耐震法規の改正を前にして、鉄骨鉄筋コンクリート造、木構造、非構造部材、基礎構造に関して、その背景と基本的事項について述べたもの。
坂本功
日本建築センター・工業調査会、1979-6

帳壁耐震構法マニュアル
「金属・ガラス帳壁、PC帳壁、ALC帳壁編」と「ラスモルタル壁編」からなる、帳壁の耐震設計・施工のマニュアル。
日本建築センター(委員会委員長:井口洋佑,委員:坂本功ほか)
日本建築センター・工業調査会、1980-2

1978年宮城県沖地震災害調査報告(10.非構造部材などの被害)
屋根・外周壁・開口部(ガラス)・天井・仕上・家具について、被害の様子を、写真を中心に概観したもの。
坂本功・深尾精一・高瀬裕・大橋好光・瀬川康秀
日本建築学会、1979-10

地震と非構造部材
非構造部材について、分類、地震被害、研究・規基準等、地震に対する研究、設計・被害評価上の問題点、最近の動向等について論じたもの。
坂本功
カラムNo.74、新日鉄、1979-9

地震にそなえて −マイホームの耐震知識
「わが家の耐震診断と補強方法」「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」と合わせて3部作よりなる一般向け啓蒙用パンフレット。
日本建築防災協会・日本建築士会連合会(委員会;谷・坂本ほか)
日本建築防災協会・日本建築士会連合会、1979-9

PCカーテンウォールの設計・施工に注意を
カーテンウォールの耐震設計について簡単に紹介したもの。
坂本功
積算資料、経済調査会出版部、1980-1

建築非構造部材の耐震設計−建築設備の場合の考え方
建築設備の耐震設計上の問題点と耐震設計の体系(フローチャート)について述べたもの。
坂本功
東京大学工学部紀要,<A>年報,第17号 1979-12

下地フレームと表面パネルからなる非耐力壁の層間変位に対する挙動
典型的な構成をもつ非耐力壁のい層間変位に対する弾性的挙動を理論的に解析し、形状・分割数について例題を示している。
坂本功
日本建築学会大会学術講演梗概集(関東) 1979-9

「地震に強い家づくり」チェックポイント
住宅の構造種別、地震力、住宅の耐力と破壊の状態、地盤の重要性、耐震対策上の要点などについて、一般むけにやさしく解説したもの。
坂本功
住まい選びのチェックポイント、日本プレハブ新聞社/技術書院、1979-10

非構造部材の耐震診断と改修
RC造、S造の耐震診断と合わせて作成された、外壁及び非常用電源設備の耐震診断法と改修法について紹介したもの。
坂本功
建築防災、建築防災協会、1979-10

建築設備の耐震性に関する基礎研究
設備機器の現在の支承が、非耐震的であることを示し、機器をシステムの一部として把え、耐震的な機器の構成を各システムについて考察した。
大橋好光
修士論文 1980-2

11 非構成部材

建築設備の耐震性に関する基礎研究
従来の標準仕様書とはやや趣を変えて、性能発注を念頭において編んだもの。金属カーテンウォール、PCカーテンウォールを対象としている。
建築学会材料施工委員会カーテンウォール小委(内田,坂本ほか)
建築雑誌、日本建築学会、1979-7

帳壁耐震構法マニュアル
「金属・ガラス帳壁、PC帳壁、ALC帳壁編」と「ラスモルタル壁編」からなる、帳壁の耐震設計・施工のマニュアル。
日本建築センター(委員会委員長:井口洋佑,委員:坂本功ほか)
日本建築センター・工業調査会、1979-6

1978年宮城県沖地震災害調査報告(10.非構造部材などの被害)
屋根・外周壁・開口部(ガラス)・天井・仕上・家具について、被害の様子を、写真を中心に概観したもの。
坂本功・深尾精一・高瀬裕・大橋好光・瀬川康秀
日本建築学会、1980-2

地震と非構造部材
非構造部材について、分類、地震被害、研究・規基準等、地震に対する研究、設計・被害評価上の問題点、最近の動向等について論じたもの。
坂本功
カラムNo.74、新日鉄、1979-9

PCカーテンウォールの設計・施工に注意を
カーテンウォールの耐震設計について簡単に紹介したもの。
坂本功
積算資料、経済調査会出版部、1980-1

建築非構造部材の耐震設計−建築設備の場合の考え方
建築設備の耐震設計上の問題点と耐震設計の体系(フローチャート)について述べたもの。
坂本功
東京大学工学部紀要,<A>年報,第17号 1979-12

下地フレームと表面パネルからなる非耐力壁の層間変位に対する挙動
典型的な構成をもつ非耐力壁のい層間変位に対する弾性的挙動を理論的に解析し、形状・分割数について例題を示している。
坂本功
日本建築学会大会学術講演梗概集(関東) 1979-9

非構造部材の耐震診断と改修
RC造、S造の耐震診断と合わせて作成された、外壁及び非常用電源設備の耐震診断法と改修法について紹介したもの。
坂本功
建築防災、建築防災協会、1979-10

建築設備の耐震性に関する基礎研究
設備機器の現在の支承が、非耐震的であることを示し、機器をシステムの一部として把え、耐震的な機器の構成を各システムについて考察した。
大橋好光
修士論文 1980-2

13 住宅構法の地域特性

オイスコ ― 生物と共存する技術
オイスコとはギリシャ語で家のことだが、1つの自給自足経済をさす。住居と共存する他の生物の例と可能性を考える。
乾尚彦
木材工業 1979-4

天水
雨水を直接利用する技術が再考されはじめている。その伝統的な形式、現在も使用されている例を示す。
乾尚彦
木材工業 1979-7

メンテナンス
伝統的住居ではメンテナンスは生活の一部である。特に、必要な材料を入手し養生し、補修するという一連の住居を維持するためのシステム例。
乾尚彦
木材工業 1979-9

猿・枢 −戸締りの方法−
日本の民家で古くから戸締りの方法として用いられてきた技術に猿と枢がある。その技術の多様性を示す。
乾尚彦
木材工業 1980-1

ユイ −共同体の労働提供の方法
沖縄の相互扶助のシステムの変化が伝統的な住居の構造とかかわってきたことを述べる。
安藤邦弘・乾尚彦
住宅建築 1979-10

茅のカスケード −雪囲いから屋根材への段階的有効利用
茅は自然の材料である。毎年刈ることによって茅のある生態系が維持され、それに応じて茅のシステムがつくられてきた。
安藤邦弘・乾尚彦
住宅建築 1979-11

赤瓦 −漆喰で固められた屋根
毎年台風に見舞われる沖縄。そこで発展した赤瓦の屋根。それは地域産材を組みあわせ、高温多湿と強風に耐える技術を生み出している。
安藤邦弘・乾尚彦
住宅建築 1979-12

はっぽう −多層民家のつくり方
明治・大正にかけ、日本の民家が蚕の飼育場となった時期がある。山形県田麦俣(たむぎまた)の例を通して、養蚕という住居内生産と家屋の関係を見る。
安藤邦弘・乾尚彦
住宅建築 1980-1

高窓 −紐で操作する方法
屋根や壁の上部に開口部を設けることは、町屋や雪国の民家で通風・採光をえる最後の手段である。特に問題は開閉の技術で、その方法を示す。
安藤邦弘・乾尚彦
住宅建築 1980-2

おとし板 −開口部の雪囲い
雪囲いを一時しのぎのものとせず、完成された技術として評価する。今回は、横長の板を柱間におとしこむ形式の雪囲いのつくり方を示す。
安藤邦弘・乾尚彦
住宅建築 1980-3

17 CAD

C.A.A.D.システムの開発に関する研究
人・電子計算機・建築の三者の対話により、CADシステムの利便性が一層高まることを論じ、その効率的な開発手法について考察する。
山田照雄
修士論文 1980-2

システムズ・ビルディングのためのCADシステム(U)
システムズビルディング発展への障害の1つであるカタログ設計を、計算機を応用して省力化することを目的としたCADシステムの開発。
内田祥哉・兼子卓爾・山田照雄・寺井達夫・宇野栄・松家秀雄
第2回電算機利用シンポジウム 1980-3

18 構成品・部品化

建築学便覧,計画,2編建築計画,7構法計画
建築学便覧の一部として、構法計画の内容、構法計画の展開を簡潔にまとめたもの。
内田祥哉 他
建築学便覧、日本建築学会、1980-3

木造住宅在来工法合理化促進開発等業務,住宅部品導入報告書
工務店に対するアンケートヒヤリング調査結果と、部品化木造住宅2棟の試作を行った
松留慎一郎・大野勝彦・安藤正雄・藤沢好一・栗山 他数名
(財)日本住宅・木材技術センター、1980-3

集合住宅におけるシステムズビルディングに関する研究(その1〜2)
カタログ設計におけるルールの機能および部品分割の提案を、KEPUの調査データをもとに検討している。
松留慎一郎・安藤正雄・今泉幸司
日本建築学会大会学術講演梗概集 1979-10

木製サッシ開発報告書
木製サッシに関する研究や文献を収集しカード化した。また、ペラ社とアンダーソン社の解体準備の紹介をしている。
松留慎一郎・大野勝彦・安藤正雄 他数名
(財)日本住宅・木材技術センター、1980-3

浴室ユニット使用者意識調査の報告 第1編〜第3編
浴室ユニットを使用した集合住宅の居住者に対して、使用上の満足度や不満事項をアンケート調査したもので、浴室ユニットの問題点を探った。
小松幸夫・安藤正雄・松留慎一郎・田沢良一
昭和54年度日本建築学会関東支部研究報告書 1979-7

JASS 14 カーテンウォール工事
従来の標準仕様書とはやや趣を変えて、性能発注を念頭において編んだもの。金属カーテンウォール、PCカーテンウォールを対象としている。
建築学会材料施工委員会カーテンウォール小委(内田,坂本ほか)
建築雑誌、日本建築学会、1979-7

19 ビルディングシステム

建築学便覧,計画,2編建築計画,7構法計画
建築学便覧の一部として、構法計画の内容、構法計画の展開を簡潔にまとめたもの。
内田祥哉 他
建築学便覧、日本建築学会、1980-3

木造住宅在来工法合理化促進開発等業務,住宅部品導入報告書
工務店に対するアンケートヒヤリング調査結果と、部品化木造住宅2棟の試作を行った
松留慎一郎・大野勝彦・安藤正雄・藤沢好一・栗山 他数名
(財)日本住宅・木材技術センター、1980-3

集合住宅におけるシステムズビルディングに関する研究(その1〜2)
カタログ設計におけるルールの機能および部品分割の提案を、KEPUの調査データをもとに検討している。
松留慎一郎・安藤正雄・今泉幸司
日本建築学会大会学術講演梗概集 1979-10

27 その他

第3回住宅設備システム海外視察・旅行記
フランス(パリ)でのバチマート、イギリス(バーミンガム)でのインタービルドを中心に、ドイツ・オランダをめぐった旅行記
坂本功
日本住宅設備システム協会会報 1980-3

選評(建設業協会賞)
日大理工学部食堂棟が食堂を細分化し、あるいは中庭を設けるなどの工夫により、これまでの学生食堂の概念を打ち破ったことを評価した。
内田祥哉・大高正人・伴野三千良
建設業協会賞作品集,第20回 1979 1979-10

随想
粗製乱造の官庁営繕の現状を憂い、その打開策の1つとして価格を示した設計あるいは設計・施工のコンペを提唱する。
内田祥哉
公共建築 1979-7

官庁建築を語る
設計入札方式その他の理由により官庁建築の質が落ちていることを指摘し、ライフサイクル他、計画に長期的な配慮が必要であることを説く。
犬養智子・内田祥哉・折原明男・近藤正一・松井敏夫
建設月報 1979-11

 

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